導入にあたって

木質バイオマス発電の固定価格買取制度(FIT)とは?

生物資源(バイオマス)を燃料資源として発電するバイオマス発電のうち、食物残渣由来のメタンガスなどを除いた「間伐材等由来の木質バイオマス」(間伐材など)、「一般木質バイオマス・農作物の収穫に伴って生じるバイオマス」(製材端材など)、「建設資材廃棄物」(建設資材廃棄物、その他木材)を利用するのが木質バイオマス発電です。

利用できる補助金

FITを活用した売電を行う場合、発電システムへの補助金の適用可否は地域により異なります。また電気や熱を自家利用する際には、補助金の適用の可能性が広がります。例として、環境共創イニシアチブ「再生可能エネルギー事業者支援事業費補助金」や、農林水産省「地域バイオマス産業化推進事業」等の補助事業があります。

目的別導入の流れ

木質バイオマス発電による電気を売電する場合には、資源エネルギー庁から事業者認定(事業計画認定)を受ける必要があります。2017年度より認定条件が変更となり、事前に電力会社と接続契約を結んでいることが必須条件となりました。認定に際しては、適切な点検・保守の実施や関係法令の遵守等、事業の適切な運営が求められます。

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